【ニュース】マレーシア高速鉄道ETS 南部ルート開通とJB延伸

ETS3、南部ルート開通とジョホールバル延伸計画

マレーシア鉄道公社(KTMB)が運行する ETS3(エレクトリック・トレイン・サービス3) は、マレーシア南部の鉄道網を大きく変える存在として注目されています。

ETS(Electric Train Service)とは?

ETS(エレクトリック・トレイン・サービス)は、マレーシア国鉄 KTMB(Keretapi Tanah Melayu Berhad)が運行する高速電車サービス です。

どんな仕組み?

  • 路線は従来からある西海岸線(West Coast Line/西部幹線)を利用。
  • この路線を電化(架線・信号設備を整備)し、従来のディーゼル列車に加えて電車型の高速特急列車=ETS を走らせています。
  • つまり、同じ線路をディーゼル列車と電車列車が共存して走っているのが特徴です。 従来列車とETSの違い

🚆 KTM(従来のIntercityやKomuter)

  • ディーゼル機関車や通勤型列車

  • 停車駅が多い/時間がかかる ⚡ ETS(Electric Train Service)

  • 電車型の高速特急列車

  • 長距離を速く・快適に結ぶ

  • 主な区間:KL–イポー、KL–バターワース、KL–ジョホールバル(2025年末開通予定) Kluang(クルアン)まで延伸(2025年8月)

2025年8月30日、ETS3の南部ルートが正式に運行を開始しました。初列車は午前7時45分にKL Sentral駅を出発し、Kluang駅に到着。6両編成の列車には280人の乗客が乗車しました。

乗客からは「これまでTaipingからKluangまで5時間以上かかっていたのが約3時間に短縮された」「バスなら4時間近くかかるが、鉄道なら2時間ほどで着いた」といった喜びの声が聞かれました。座席のリクライニング機能や食堂車、清潔なトイレなど、新しい設備にも満足度が高いようです。

鉄道ファンや地元の学生からも「移動がとても便利になった」「ジョホール州の観光にも良い影響がある」と期待が寄せられています。

JB SENTRAL(ジョホールバル・セントラル)まで年内に開通予定

さらに、交通大臣アンソニー・ローク氏は、ETS3の 最終フェーズとしてJB SENTRALまでの延伸を2025年12月に開始予定と発表しました。

現在、路線とインフラはすでに完成しており、残るは信号システムの調整のみ。年内の開通に向け、交通省はプロジェクトの進捗を厳しく監督しているとのことです。

💡2025年8月:ETS3がクルアンまで開通済み

💡2025年12月予定:ジョホールバル・セントラルまで延伸

💡KLから南部ジョホールまで、より早く・快適に移動可能に

ETS3の開通は、観光客にとっても地元住民にとっても大きな利便性をもたらし、ジョホール州の発展をさらに後押しすると期待されています。

📚 Sources

NEW STRAITS TIMES-“ETS 3 final phase to Johor Bahru Sentral set for December launch”(Aug 26, 2025)

ETS 3 final phase to Johor Bahru Sentral set for December launch

NEW STRAITS TIMES-“ETS3 debuts on southern route, boots Johor connectivity”(Aug 30, 2025)

ETS3 debuts on southern route, boots Johor connectivity

KTM Official Site-KTMB Train Network https://www.ktmb.com.my/MapsAndRoute.html

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